性癖とフェチ
パートナーの性癖、知ってますか?
人間誰しも隠し持った性癖が一つや二つはあるものです。
えっ、自分の性癖を晒すなんてとんでもない!
恥ずかしい! という人も多いかと思われますが、
よく考えてみてください。
「俺/私はノーマルだ!」
と主張することに、何の意味があるのでしょう?
今や多様性の時代……
もっと自分を主張したって良いのです。
ということで、他人の性癖事情、少し覗いてみませんか?
そもそも「性癖」の本来の意味は、
全く性的な意味ではないのです。
「性質」の「癖」
文字通り、人間の考えや思考によって生まれる「癖」
それが「性癖」です。
性癖というと、なんだか性的で
アブノーマルな印象を受けますよね。
ですが、どんなに健全な趣味嗜好であっても、
趣味嗜好である限りそれは「性癖」というわけです。
「性癖」と「フェチ」
性癖とフェティシズムって同じじゃないの?
……実はこの二つは似て非なるもの。
前述の通り、「性癖」とは、人が持つ性質的な癖のこと。
こだわりと言ってもいいかもしれません。
一方、「フェチ」は(一般的には)「性癖」よりも
程度の強いもので、心理学的には性的倒錯と言います。
脚フェチやにおいフェチなど、
特定のものを対象として特別執着することが
「フェチ」なのです。
重要なのは、「性癖」と違い「フェチ」は
性的な意味があるということ。
「綺麗な脚を見ると、ついじーっと見てしまう」
というのはあくまで性癖
「脚フェチなんだよね」
と言ったら脚という部位に性的興奮する
ということになるのです。
なかなか難しいですね。
多種多様な性癖たち
ここでは、色々な性癖を紹介していきたいと思います。
もしこの中に隠していた自分の性癖があったなら、
安心して主張していってくださいね。
お仲間はたくさんいらっしゃるみたいですよ?
①コスプレ
コスプレ好きも立派な性癖。
というか、好きな女性に可愛い格好をしてもらって
嬉しくない男性なんていないのでは?
女性でも、スーツや白衣など特定の
服装の男性に弱い人は多いはずです。
ここで大切なのは、「普段とは違う格好」
というシチュエーション。
相手の好みの衣装を考えたり、
相手と一緒に衣装を選んだりすることで
いつもより更に相手に寄り添えるはず。
相手を喜ばせることもできて、一石二鳥ですね!
②SM
Sはサディスト、Mはマゾヒスト。
ちょっと前まではかなりキツい
性癖のように思われていましたが
今ではすっかり聞きなれた言葉に。
前もってカミングアウトしておく必要はありますが
パートナーとの相性が合えば
これほど良い関係性はありません……よね?
興味はあるけど、そこまで……という人でも
手錠などのグッズは本当に手軽に手に入れることができます。
ソフトSMなんていう言葉もあることですし
一度試してみてはいかがでしょう?意外とハマッてしまうかも。
③服を着たまま
服を着たままするセックスが好き
という男性はたくさんいます。
服を脱ぎかけの姿に興奮するというのもありますが、
服を着ていることによりセックスに新たな流れが生まれ、
その流れを途切れさせないことで
燃え上がったままでいられる……という効果もあるようです。
女性からすると、大胆さをアピールする良いチャンスですね!
④場所を変えて
性癖とは少し違うかもしれませんが、
多種多様な性癖の人を満足させてくれるのがラブホテルです。
色々な仕掛けや道具があって、
新鮮な気持ちになれること請け合い。
今ではかなり変わったラブホテルもあって、
SMに特化したものや、高級旅館風ホテル、
プール付きホテル、監獄風ホテル(!?)など、
例を挙げればキリがありません!
きっとどこかに自分たちの性癖にぴったり合ったホテルがあるはず。
多種多様な「性癖」たち その2
〇〇フィリア、と名のつく性癖をご存知ですか?
ここまではカップルで楽しんでいただける
ような性癖を挙げてきましたが、ここではかなり深~い性癖を、
あくまで一例ですがご紹介します。
①アポテムノフィリア
身体の一部が欠損していることに対する性癖のこと。
他人に対しての場合と、自分に対しての場合があるようです。
驚きの嗜好かもしれませんが、欠損をテーマにした
漫画作品なども多く描かれているほど、
意外にもメジャーな性癖だと言えます。
他の人に迷惑をかけなければ、
趣味嗜好は自由だということ……でしょうか。
②エクストペクトロフィリア
「エクストペクトロフィリア」とは、
鏡にうつったものに欲情する性癖のこと。
鏡を見ながらするセックスではなく、
あくまで鏡に映っているものが対象、
というところがポイントです。
③ズーフィリア
こちらは、人間以外の動物に興奮を覚えるという性癖。
人間ではないものも性癖の対象となる一例ですが、
実際に馬とセックスしていて男性が亡くなった事件があり、
それがきっかけでアメリカのワシントン州では動物との性交、
及び撮影が禁止されています。
動物虐待という意見もありますが、
純粋に動物を愛している人たちも
いるとなると一概には言えませんよね。
性癖はオープンな方がいい?
色々な性癖について書いてきましたが、
皆さんは自分のパートナーの
性癖についてはご存知でしょうか?
もし把握していないようなら要注意。
もし相手を我慢させていたら、ストレスになっているかも……。
セックスに限らず、どんな場面でも人間関係において
コミュニケーションは重要なものです。
お互いのより良い関係のためにも、
恥ずかしがらずに自分の性癖をカミングアウト
してみてはいかがでしょう?
更に仲が深まるかもしれません|ω・)