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香水の濃度はシーンに合わせて選ぶ
香水には濃度があり、パルファン・オードパルファン・オードトワレ・オーデコロンの順番に薄くなっていきます。濃度が濃いものは香りの持続時間が長いという特徴が。香水を選ぶ際には、ぜひこの点もチェックするようにしてみてください。香水をつけるシーンに合わせて選ぶと良いと思います。
しっかり香って魅惑する「パルファン」
最も香りが持続するのがパルファンです。濃度が高く高価なものが多いことから、上級者向きであると言えるでしょう。約5~12時間香りが持続するので、しっかり香らせたいときに活躍してくれるかと思います。パルファンなら出先などでつけなおす必要も、基本的にはありません。
デートにぴったり「オードパルファン」
オードパルファンは2番目に香りが持続するタイプで、4時間~6時間ほどと言われています。パルファンよりも価格が抑えられているものが多く、手に取りやすくなっています。香りを存分に楽しみたいときや、相手に気付いてほしいデートのときなど、プライベートタイムにおすすめです。
オフィスでも使いやすい「オードトワレ」
オードトワレは2時間~4時間ほど香りが持続するタイプで、かなり種類も多く価格帯も様々です。バリエーション豊富のため、選び甲斐があるかと思います。オードトワレにはやさしく香るタイプのものもあるので、オフィスにも比較的違和感なく付けていくことができるのではないでしょうか。
リラックスしたい時にも…「オーデコロン」
オーデコロンは1~2時間程度で香りが飛んでしまう分、気軽に使えるという利点があります。お風呂上りや眠る前などのリラックスタイムにもぴったり。また香りが穏やかで淡いものが多いので、きつい香りが苦手な方や、香水初心者の方にもオーデコロンはおすすめできます。
時間とともに変化する香りを楽しんで
香水は時間の経過と共に「トップノート・ミドルノート・ラストノート」の順番に香りが変化していきます(中には香りが変化しないワンノートタイプの香水もあります)。
最後に
つけたばかりの香りと数時間経った頃の香りは多少なりとも違っていることが多いので、テスターで香りを試すことができる場合には、つけてから少し時間を置いて、トップノートだけでなくミドルノートやラストノートなども確認するようにしてみてくださいね。